SupportPartner 橋本さとし official

〜よりよい明日を掴むヒント〜

起業? まじで? ちょっと待って!!

様々なきっかけから「独立」を目指す方、

福岡では最近増えてきているように感じます。

 

 

実際福岡市自体が後押ししていることもあり

会社に依存しない生き方を選ぶ人が

増えているのは良い傾向だと思います…

 

が、
ちょっと待ってくださいよ。

 

 

「食っていけるかどうか?」の問題は
 当然想定内。
そんなことは今回はおいときます。 

 

「肝」はですよ、

その手前の「辞める理由」なんです。

「なぜ辞めるのか?」

「なぜ辞めたいのか?」 です。

 

これ、僕自身の反省も半分あります。

正直ここをあまり考えず

「辞めたい、始めたい!」だけで

飛び出しましたから…

 

まぁ夢を持って

「次!」と思って

飛び出すことがほとんどでしょうから

いいっちゃいいんですけど。

 

なぜこれをくどくど書くか?

この方と退職後にお会いした時、

色々とお話したことで気づきました。

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ユニクロ柳井正社長です。

お会いしていただいた際、

いろんな話を根掘り葉掘り

質問して頂きました。

 

わたくしユニクロ中退後、

IKEA Japanで働かせていただきました。

UNIQLOの後にIKEAで働いて何が違うと感じたのか?」

「創業者イングバル氏の志は現場ではどう感じたか?」

などなど…

ほりほりほりほり…

 

「創業社長としてイングバル氏を尊敬していて

実際のIKEAや現場にとても興味がある。」

とも仰っていました。

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在籍中お会いするチャンスもなかった

創業者 故イングバルカンプラード氏

日本ではあまり知られていませんが

17歳で創業し1988年、62歳で退任。

退任前の1982年財団法人

スティヒティング・インカ・ファウンデーション

を設立。直接的なマネジメント以外で

関わり続けていたようです。 

ただし真の「現場好き」の翁は

オランダ・デルフトにある

実験店舗的存在のIKEAストアには

引退後も関わり続けたようです。

朝6時前、ヤードにコンテナ入庫の頃には

ストアに現れて、コワーカーさんに話しかけては

身の上話にも涙しながら夕方まで動き回ったとか。

一緒に巡っていたマネージャーは

「ランチする暇も無いほどすごい勢いだった」

と昔話を聞かせてくれました。

翁はそこでの気づきを元に制度改革の提言や

仕組みの変更へのアドバイスをしたとか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いろんな事を六本木上空で質問されつつ

「はっ!」としたことがありました。

IKEAUNIQLOも、

言い換えると

イングヴァル氏も柳井社長も

仰っている事、目指すことは同じ。

そして最も重んじていることは…

「ヴィジョン」「ミッション」

ステートメント」「明確な理念」

 
「こういったことはIKEAでは現場ではどうだったんですか?」 

そんな質問に自分の経験・事実を淡々と

お答えしつつ

「社長が他に気になる点、ございますか?」

と問うと、

「イングバル本人や財団法人の

 慈善事業について注目していた」と。

 

そこで初めて今の柳井正社長が

何を成し遂げたいのか、どれだけ本気なのか、

それはなぜなのか…

ビシビシと伝わってきました。

 

と同時に

「申し訳ない気持ち」に成ってきたんです。

 

「社長、本当に…なんというか、

申し訳ございませんでした。

社長がステートメントを作られた時、

わぁ23条の経営理念以外の

覚えなきゃいけないモノが増えた…

というレベルでしか捉えられませんでした…」

 

「いやぁ、そんなものでしょう(苦笑)」

と笑っていらっしゃいましたが…

 

「本当にすみませんでした」

口にも出しましたが

なんども腹の中で詫びました…

 

この本気で世の中を変えようと思っている人が

自分の仲間に理解を求めた言葉が

会社の在り方を表す「ミッション」や

「ステイトメント」だとして

経営トップが本当に本気だったとしたら、

そしてそれを「直」に感じたら、

直属の上司がどうのこうの…

制度がどうのこうの…

その時の人事案がどうのこうの…

ってどうでもよくなるかもしれない。

 

もしね、そんなトップの声に

触れたことがないなら

なんとかチャンスを作ってみるといい。

 

正直、辞めるのは
その後でも良いと思うんですよね。

 

本気の人生の大先輩の話を聞いて
響けば会社で「同志」としての
マインドセットで続けてみるのも
いいんじゃないなかぁと。
だから本気で聞いてみる。

 

それすら無い社長様、役員だったり

聞いてて「そりゃ無いわw」だったら

どうぞ、即ご決断を。

 

決断する前に一度、

三者と一緒に

「事実を整理」してみてください。

「思い込み」や「感情的視点」が抜けて

冷静な判断ができます。

と同時に転職や独立に向けた

「具体的なプランニング」も可能です。

 

「これからどうしようかなぁ…」な方。

まずはご相談ください。

 

ppk.fitline@gmail.com

  

 ご参考にどうぞ。

経営者になるためのノート ([テキスト])

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現実を視よ

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イケアの挑戦 創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る

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