ダブルバインド、怖っ。

ダブルバインド

文化人類学、精神医学の研究者、

グレゴリー・ベイトソン
「精神の生態学」で使った言葉。

コミュニケーションの中に

ダブルバインドが含まれることが
統合失調症の発症の原因」

とまで主張したらしい。

 

ダブルバインド」とは何?

わかりやすく言うと、

「どちらも満たすことができない

相反する命令と、

それらの命令を無視できない状況が

組み合わさったものということです。

 

例えば、親が子供に対して、

「自分で考えてやれ」

と言いながら、
子供が自分で考えてやると、

「そうじゃない!!」

などと頭ごなしに叱りつけるのは、
まさにこのダブルバインドになる
でしょう。

「自分で考えてやれ!!」

という命令を 無視すれば怒られる、

「どうやったらいいか?」訊いても
怒られる、

自分なりに考えてやっても怒られる、

行き場がない状態になります。

 

結果的に子供は固まって、

何もできなくなるのです。

 

もっと恐ろしいのは、

それが後々まで影響し続けること。

ダブルバインドがそのまま

スキーマとして残るケースが。

「自分で考えるべきだ」

「人に頼ると怒られる」

「完璧でないと怒られる」。

 

するとどうなるかと言えば、

何か課題が提示されると、

まず「私にはできない」と
考えて固まるようになります。

この対応は、

「自分で考えてやれ!!」という

命令に反しているように見えますが、
無視しているのではなくて、

「自分には能力的に無理です、

ごめんなさい」ということです。

やった上で怒られたり、

教わろうとして怒られるより、

最初から「できませんごめんなさい」

が一番マシと判断される。

この対応には卑屈さが伴います。

従順で無気力、自分で判断できない、
何をやるにも自信が持てない、
こういう問題を抱える人は、

潜在意識にダブルバインド

保存されているのかもしれません。

 

他には次のような傾向が現れると
言われます。

・人の言葉の真意をいつも勘ぐる

・逆に行間が読めず額面通りにしか
 受け取らない

・人を信用できず関わりを避ける

すごく努力していいところまで行くのに
あと一歩というところで成功や成果、
達成から逃げるというのも実は潜在的
ダブルバインドが原因であることが
わかっています。

 

多くの方の中に多かれ少なかれ

ダブルバインド」はあるようです。

 

でもそれは解消できるようです。

まずダブルバインドの背景にあった
「本音」を見抜くことが必要です。

先ほどの

「自分で考えてやれ!!」
「そうじゃない!!」

のケースではどうでしょうか?

これは結局

「私が教えなくても私が
期待する通りにしろ」

という意味です。

要するに、

親は自分は怠けて無茶な要求を
していることがわかります。

そんな要求を満たせなかった

からといって、

別に落ち度ではないことが
わかると思います。

 

代わりにプログラムする内容は
チャレンジする、

創造性を発揮する、
サポートを受ける、

承認される、
自己承認する、

自分のアイデアを育てる、
自分のアイデアで成功する、
加点法で思考する、

などが考えられます。

 

鈴木清和 先生のメルマガより

kiyokazu@pf6.so-net.ne.jp

 

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今日お宅訪問するナポレオンさん。

彼にはそんな悩みは無かったかも。