SupportPartner 橋本さとし official

〜よりよい明日を掴むヒント〜

¥0-? ¥プライスレス-?

人様の会社のキャンペーンにケチをつけるつもりはないのですが…

金曜日は吉野家さんの前にはすごい量の学生やおっちゃんが集います。
牛丼一杯無料!  学生は2杯無料!!

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うちの客なら「¥0- タダで飯おごるから」的なキャンペーン

これ、毎回どうなんだろうなーとおもいます。
相手が食うや食わずの人相手なら話は別なんだけどね。

僕は「世の中価値と価値の交換」だと思っています。

価値のあるものなら、きちんと価値の対価をもらう/払う。

美味かろうが、不味かろうが、物をいただけばきちんと払いを済ませる。
美味かろうが、不味かろうが、最後は「ありがとー」である。
美味けりゃ、また行くし、人を呼ぶし、誰かに伝える。
不味けりゃ、もういかないし、人も呼ばないし、誰にも言わない。
(聞かれりゃ あそこは独特の味だったよー とお伝えするまで)

一番の懸念は、
学生の頃から「無料/安い=正義」という価値観を刷り込んじゃいかんと思ってます。 

これで「本当」のソフトバンクにとって、
吉野家にとってのロイヤルカスタマーって増えるんだろうか?

それって浮気せず「お前の会社・サービス・人に惚れた。ずっと使うよ!」
なお客様のこと。

そりゃタダだよって言われれば、安くしとくよ と言われれば悪い気はしない。
でも、どんなに不味くても安くても作り手がいる。
その人たちに「感謝と敬意」が足りない気がする。
(もちろん費用按分で誰かだけが大損するわけではないのはわかってますけど…)
 

で、昨日行ったミールス専門店「チャクラ」 さん。

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南インドのスパイス料理を研究しまくってます。

店頭に「普通のカレーはない!」と宣言中。

「その辺の4−500円のカレーと一緒じゃねーぞ!」。

「ナンがないインドカレー屋なんてありえない」という

偏った見識のクレーマー(食わずに文句言って帰る人)にもめげず。。。

とにかくこだわり抜いています。

1皿1500円です。

初めてお邪魔して小一時間ほどお話を聞きつつ食事を。

「世界で最も美味い胃薬を作ってます。薬膳料理です。」

「俺は決めてます。人生最後の日、"あー楽しかった"と言える人生にします!」

と鼻息荒いです。

「それ PPK(ピンピンコロリ)じゃないの!僕と一緒やね!」

こだわりと価値観に惚れました。

実際美味く、毎日食いたいと感じさせられました。

食ったら胃がスッキリする料理。最高です。

で、今度ぼくんちで、出張カレー教室やっていただくことにしました。

  

「ものの価値」=「愛・想い・情熱の量」だと思うんですわ。

希少性やいろんな条件もあるでしょう。

でも決めては「作る人・関わる人・売る人」の想いと情熱。

 

想いや情熱の量が何かにひっつくとすごい発想とエネルギーが生まれます。

そこに価値を感じます。

 

このケースでは「くず鉄」が「スーパーカー」に変わります。

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大の車好きです。体は一つなのに、何台でもコレクションしたい。

これ贅沢だとは思わず、本当に欲しいものに囲まれて見たいという願望だけです。

90年前後のフォルクスワーゲン ゴルフGTI

これに現代のエンジンと足回りを移植し、ボディもアップデート。

これからまた数十年の生命を吹き込まれた「速い」車に仕上がるようです。
(もちろんストックのまま最高コンディションを維持するのも好きですが、乗り物は速い方が好きなので)


もっと経済的にゆとりが生まれたとしても

聖人君子のような生活はできるとも思わないし、憧れてはいないです。

でもバカみたいに贅沢を絵に描いた生活も望まないです。

でも『自由』でありたい。

良いもの・素晴らしいもの・サービスには「感謝」を形で示したい。

そして本当に困った人には「頑張れよ」と期待を形で示せるようになりたいです。